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「キサゲ」とは、職人自らが手作業で鋼(ハガネ)の表面に山と谷を彫る作業で、古くからある伝統技術です。産業革命時代のイギリスで生まれた「キサゲ」も省力化の中での機械加工が主流になり、「キサゲ」を行っている会社も少なくなってきています。
近年機械加工精度は格段に向上してきましたが、強性加工による方法のみでは仕上げに限界があります。「キサゲ」作業は、ラップホーニング加工等と共に
撰択的圧力加工法と呼ばれ、具体的には赤ペンによる当りを、手作業によって削り取っていきます。
そうして形成された高低が、油溜り・油くさびとなり、油膜の形成で摺動抵抗を減らし、かじり・摩擦をなくすのです。高精度な機械は、この「キサゲ」作業により生まれます。
ちなみに「キサゲ」は、「刮さぐ(えぐる )」が語源。
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